マック赤坂出演の映画、「立候補」を見ました!
絶賛、大学生活進行中の僕は「雑誌研究ゼミ」に所属中。
そのゼミのおかげで、
好きなテーマなら、どんな雑誌でも購入してしまうようになりました。
気になると思ったら、即買い!!
編集者たちが試行錯誤して作り上げた経緯を知ったからか、
雑誌に対しては敬意を払うようになったのであります。
それは置いといてw
2015年6月発売のPOPEYEのメインテーマが「僕の好きな映画」だったんです。
そこで能町みね子さんが紹介していた映画こそが「立候補」。
能町さんが紹介している時点で面白い映画なんだろうなーと惹かれた部分はあるけど、
その映画の内容に僕は思いっ切り吸い込まれた。
内容に入る前に、あなたは泡沫候補という言葉を知っていますか?
辞書によると、泡沫候補とは選挙において、当選する可能性が低いとみなされている候補者のこと。
僕は選挙に受からないひとたちの存在は知ってたけど、泡沫候補という言葉は知りませんでした。
こんな経験ありませんか?
小学生や中学生のとき、通学路に選挙掲示板に「又吉イエス」や「マック赤坂」といった異質な候補者のポスターを見かけると、ついつい読んじゃう。
僕は、面白いと思いながらも恐怖を感じていました。
だって僕らが知っている政治家と活動内容が違うんだもんw
そんな彼らは政見放送も有名ですよね。
ちなみに、僕が衝撃を受けた政見放送はこれです。
映画の内容は、そんな泡沫候補者たちに焦点を当てたドキュメンタリー作品。
あらすじ
2011年11月、大阪府知事・市長選挙。橋下徹が仕掛けたことにより注目を浴びる中で立候補した、マック赤坂、高橋正明、中村勝、岸田修といった泡沫(ほうまつ)候補たち。そして、泡沫(ほうまつ)候補として知られる外山恒一や羽柴誠三秀吉。彼らはほぼ敗戦濃厚な選挙に、懲りもせずになぜ立候補するのか。その真相に迫る。
政治の知識が乏しい僕も、気が重くならずに見ることができました。
決して泡沫候補者たちの肩を持っている作品ではないですが、彼らの生き方・考え方を知ることで、違った視点で選挙のシステムを知ることができるんじゃないかな。
あと、マイノリティとマジョリティという対比軸で考えたときに、
どちらが正しいというわけではないが、お互い度が過ぎると「暴力性」を持ってしまうんだなあって。
ネタ化というラベリングが、物事の本質の変化をもたらすんじゃないかなとも思います。
大学生ぶってるお堅い感想になってしまいましたw
猛省。
とりあえず絶対に言いたかったことはこれ!!
僕らだって権力者と同じ立ち位置にいませんか?ということ。
本当に能町さんの批評の通りだと思います。
僕らは、もしかしたら彼らの手のひらに泳がされてたりして・・・