清竜人25、解散発表!で気づいたこと。

 

どこにも吐き出すことが出来ない思いがあったので、個人的な思いとともに清竜人25について書くことにする。清竜人25や清竜人の細かなプロフィールとかは書かないので、「私見が強い感想でごめんなさい」と先に謝っておきます。

 

清竜人25が2016年11月20日、zepptokyoでのライブで解散を発表した。

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僕自身もこのライブ会場にいて、本人から「解散」を告げられたファンの1人だった。

動画では客がどよめいている様子しか伝えられていないと思うが反応は様々だったと思う。

 

本編ラスト(アンコール前)に歌った「Will♡You♡Marry♡Me?」では、11月4日に腰痛のため脱退した第2夫人清桃花のカラーである白のサイリウムを点けるファン(清家)のサプライズもあった。開場前や開演前、来ている客に対してサプライズのチラシを配るファンたちの姿はメンバーを喜ばせたい一心で突き動かされている純粋な尊敬愛なものに違いない。

彼らは前列でもちろん泣いていた。

 

 

僕の前にいた親子連れのファンは口を大きく開けてぽかんとしていた。漫画やアニメで表現されている「驚き」と全く同じだ、本当に驚いた人間の顔を初めて見た。

 

後ろにいたOL3人組は清竜人25のライブが初めてだったらしく「まさか初めてのライブで解散するなんてね」「運がいいんだか悪いんだか」「面白いグループだね」と、とりあえず良いものを見たんだという認識をしていることは確かであった。悲しみのあまり泣いてしまう人や、よくわからないから笑うしかない人ライブ会場で多種多様な反応があったように感じた。

 

僕は瞬間的に悲しみも笑い飛ばすことも出来ず、挙動不審になってしまった。

 

今まで、ハマったときにはそのグループが解散していたことが多かった。ライブ行きたい!と思っていても、解散しているので動画で過去を追っかけるしかない。知識は貯まるのだけれどそれまで。ただただ一緒にグループと同時代を共有したかった。それだけなのである。その点で言うと幸せ者だ。現在進行形で好きなグループを追いかけて、解散まで見届けられるのだから。

 

しかし、好きなグループが解散するとこんなに落ち込むものなのか。

 

ライブ会場ではラストライブ行くしかねえなと盛り上がったし、今日すごい竜人くん笑ってたし機嫌良かったよなあ、と解散フラグがいつから立っていたかという他愛のない話を友達としていた。帰宅中、解散発表ライブ動画が挙げられ見てみると普通に凹んだ。普通にっていう言葉使いたくないけど、普通に凹んだ。

 

そしてある時間にはYahoo!ニューストップの騒ぎになるほど、「清竜人25解散」のニュースは瞬く間にSNSなどで広まっていった。「解散じゃなくて離婚じゃないの?」「お疲れ様でした」「初めて知った」などのコメントが返され、傷つく言葉も中には多々あった。「離婚だろ」的なツッコミのやつが多くてお前うまいこと言ってる感出してるかもしれないけど、大多数は思うし専業主婦として抱え込むのが正解だから笑点だったら急に山田くんに座布団引っこ抜かれて膝の皿パッカーンルートくらいのつまらない返しだからな!と思ったときもあった。腹痛と解散で感情が荒れていたときのことなのでつまらなくてすみません、自分もパッカーンですね。正直知られてないのは仕方ないし、Mステ・カラオケランキング至上主義にはぐうの音も出ない。

 

そして清竜人25が解散してやっとわかったのだ。

僕には何も知らないのに批判できないと。批判してはいけないと。

 

日々、よくわからないアイドルやアーティストがニュースになる。知らないと突き放すことは出来ても、知る前に嫌いになってしまうことが多い。好き嫌いはあると思う、でも批判と批評は違う。批判するとその世界の住人はただ壊れていく。そこの価値観も知らないのに、大多数が個々人の価値観を当てはめ暴力を振るう。ニッチな世界でも皆が知っている世界でも、その人を全く知らないのに、好きになる気持ちなんか微塵もないのに知ったかぶる。

知ったかぶり=にわかの認識を強めませんか?

興味があってわからなかったら素直に質問すればいい。嘘だとバレる前に。にわかって定義が曖昧だから、愛の無い知ったかぶりをにわかと言いませんかという提唱だ。

古参でも新参でもオタクでもファンでも、好意的に時にはネタとしてでも捉えてくれれば、We are the children的な感覚でいいじゃん。

 

ちなみに僕は清竜人25のライブに3回しか行ってない。前まではにわかオタクなのかなと悩んでいたけど、にわかオタクなんてなくて、総括的にファンだと思いこんで愛があればいいという結論。自分への励ましとランク付けする悲しい社会に対して。

 

そしてこのことは音楽アーティストにおけるファンの心構えとして持つべきものなのかも、他は知らん。

 

先ほど上げた動画内の歌詞「笑顔でも涙でもいい♡怒ってる顔でもいいよ♡」とのことなので、色んな感情を持った方でも相手は手を広げて待ってくれています。6月17日幕張メッセで行われるラストコンサートが楽しみです。

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